小規模事業者持続化補助金に「インボイス特例」が追加されました。

2023.04.10

2023年度の小規模事業者持続化補助金の申請受付が、3月10日からスタートしております。

今回から「インボイス特例」による補助金が追加されました。
小規模事業者持続化補助金とは、常時使用する従業員数が「商業・サービス業(宿泊業、娯楽業を除く)」の場合5人以下、それ以外の業種の場合20人以下である小規模事業者を対象に、経営計画に基づく販路開拓等の取り組みや業務効率化の取り組みを支援するため、一部の経費を補助するものです。

今回から、「インボイス枠」は廃止され、「インボイス特例」が導入されました。免税事業者から適格請求書発行事業者に転換する事業者(インボイス転換事業者)の場合、一律50万円増額され、補助上限額が最高250万円にまで拡充されるというものです。

補助金の対象となる要件は、以下の通りとなります。

・賃金引上枠   → 地域別最低賃金より+30円以上とした事業者
・卒業枠     → 小規模事業者として定義する従業員数を超えて規模を拡大する事業者
・後継者支援枠  → アトツギ甲子園のファイナリスト等となった事業者
・創業枠     → 過去3年以内に「特定創業支援事業」による支援を受け創業した事業者
・インボイス特例 → 免税事業者のうち適格請求書発行事業者の登録を受けた事業者

補助金の対象となる経費は、機械装置等費、広報費、展示会等出展費、旅費、開発費などがあります。
申請の締切りは、2023年6月1日までとなっております。

詳しくは全国商工会連合会の公募要領をご確認ください。

https://r3.jizokukahojokin.info/doc/r3i_koubo_ver7.pdf



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