パリオリンピック開幕! メダリストと税金について 2024.07.29 7月26日(競技開始24日)に開幕したパリオリンピック。 女子柔道の角田夏実選手が今大会初の金メダルを獲得後、男子柔道の阿部一二三選手、スケートボードの吉沢恋選手、フェイシングの加納虹輝選手も続けて金メダルを獲得しており、これからの競技でもメダル獲得に期待したいですね。 11日の閉会式まで各会場で32競技329種目の熱戦が繰り広げられ、毎夜目が離せない日々が続きます。 前回の東京オリンピックは新型コロナウイルス感染症の拡大により、史上初の延期、史上初の無観客というこれまでにない環境下での開催となりました。 今回のオリンピックでは、各選手・各チームが精一杯戦って悔いのない大会にしてほしいです。 さて、そんなオリンピック・パラリンピックのメダリストには、メダルの色に応じて公益財団法人日本オリンピック委員会(パラリンピックは公益財団法人日本障がい者スポーツ協会)から報奨金が支給され、その報奨金は非課税所得(金500万円、銀200万円、銅100万円までの金額に相当する部分)に該当し、税金はかかりません。以前は一時所得に当たるとして課税されていましたが、数回の税制改正を経て非課税となり、現在の取扱いとなっております。(所法9①十四) また、他にも以下の金品等も非課税所得としての取扱いとなります。 •文化功労者に対する年金(所法9①十三:イ) •ノーベル基金からノーベル賞として交付される金品(所法9①十三:ホ) •学資金および扶養義務を履行するために給付される金品(所法9①十五) など 【国税庁】課税される所得と非課税所得No.2011 課税される所得と非課税所得|国税庁 (nta.go.jp) 残り2週間! 8月11日の閉会式まで、日本からパリで戦う選手達にエールを送りましょう。 頑張れ日本!! < 令和5年度における「ふるさと納税に関する現況調査結果の概要」国税庁:令和6年能登半島地震に関する公開情報が更新されました >